〈更新日:奎和6年11月8日〉
「明恵、夢を生きる(故河合隼雄著)」を読み終わって 故河合隼雄先生は、亡くなられて最早17年になる。 平安末期から鎌倉初期に生きた真言宗僧侶明恵上人の「夢記」を題材に著書が記…
〈更新日:令和5年12月〉
「心と精神」 心と精神という言葉を安易に使っているが、言葉の意味する内容が全然違う事に気付く。 大阪市大融寺でユング心理学を勉強している際に講師の山添 正先生(元親和女子大学学…
〈更新日:令和4年6月28日〉
「ウクライナ戦争とロシヤ正教会」 プーチン大統領は、5月9日ロシヤ戦勝記念日にショイグ国防相と共にパレードに参加している大勢の兵士や政府関係者の皆の目の前で十字を切った後に演説を…
〈更新日:令和3年11月17日〉
当山のお不動様は、明治三十三年小瀬川住職?が高野山から風呂敷で背に担いで舞鶴港から小樽、増毛、鬼鹿そして小船で羽幌港まで運ばれ、浜から2キロほど離れた小高い丘に小さいお堂を建て安置…
〈更新日:令和3年11先16日〉
「コロナ感染に染まった1年間を振り返える」 「令和3年は、私にとって最悪の年」 コロナ感染症がおさまらず、私は5月に持病の悪化で入院、手術を受け、友人であった大事な僧侶を自死と…
〈更新日:令和3年6月14日〉
「渋沢栄一」著書「論語とソロバン」を読んで コロナ感染症が発生して最早2年目になった。重苦しい社会状況が漂い、何か内に籠った心理状態を示す人々がお寺の門を叩いて来る。聞き入って面…
〈更新日:令和2年11月〉
「心のゆとり、安心とは何か」 令和2年の歳は、散々であった。 過去を見ても「ねずみ歳」の干支の歳は、経済も社会においてもそんなに悪い歳であった記憶はない。 しかし、昨年の2月…
〈更新日:令和2年5月17日〉
4月7日からのコロナ感染症急拡大所謂オーバーシュートに向けて取られた政府の緊急事態宣言が5月14日にようやく全国39府県が一部解除され、5月25日東京関東全域と北海道も含めた8都道…
〈更新日:令和元年12月 法燈〉
「著書、空海と出会った精神科医(著者 保坂 隆)」の講演から一部 一昨年5月東京品川にある高野山東京別院において保坂先生と出会うことができた。 保坂先生は、慶応大学医学部を卒業…
〈更新日:平成31年11月16日〉
私の友達に俗に言うヤクザの親分がいたが、その親分も今から7年ほど前に肝臓がんで亡くなった。 親分が亡くなる4日程前に本人から私に直接、東京の病院から電話があった。 「住職、俺、…