遺骨葬儀と永代納骨のすすめ
(札幌分院、羽幌町本院における)
これから先の高齢社会では、高額で派手な葬儀を行うことが難しくなります。
その為、葬儀の仕方の選択肢の1つとして、簡素で安価な葬儀を目的にした、
遺骨による葬儀と永代納骨とを併せた仕方を提唱します。
先に故人の火葬を行い、その後、収骨した遺骨を全国各地から
札幌分院か羽幌町本院へ送骨し、
遺骨を当山本堂正面に安置して通夜と葬儀を行います。
葬儀終了後は、当山の責任の下で永代納骨と永代供養を行います。
遺骨葬儀は、立派な祭壇を用いず本堂等の荘厳だけを利用する
簡素で安価な葬儀を目指した葬儀の仕方を言います。
この為、祭壇、食事、宿泊費、お返しなどに掛る多額の費用を削減出来、
従来葬儀経費の25~30パーセント程度の経費で葬儀が出来ます。
葬儀は、宗派や宗教は問いませんが、永代納骨を伴う為、
所定の申込金他諸経費の納入と羽幌町役場へ埋葬に関する必要書類の提出義務があります。
但し、遺骨葬儀だけを行う方は、自治体への書類提出義務は有りません。
遺骨葬儀に掛かる費用
遺骨葬儀費用 25万円(1人)
ローソク、線香、光熱費、電気代、盛花や祭壇を必要する場合は実費が掛かります。
遺骨葬儀と永代納骨を併せた場合に掛かる費用
遺骨葬儀25万円、永代納骨15万円、読経料5千円(1回のみ)
合計40万5千円
遺骨葬儀の手順
- 1.故人をご自宅かお寺控室他に安置した後、枕勤めと通夜を合わせた読経をご遺族皆さんが参集して行い故人との別れを偲びます。
- 2. 翌朝、火葬にします。
- 3.火葬後、収骨した遺骨を札幌分院か羽幌町本院本堂(又はご自宅)に送骨します。
- 4.送骨された遺骨は、本堂正面に安置して通夜経と葬儀の読経を行い葬儀を行います。
- 5.葬儀後は、遺骨をお寺に預かり1年間永代供養法要を勤めます。
- 6.1年間の永代供養法要が終了した後は、翌年のお盆頃に永代供養墓に納めます。
遺骨葬儀に関する注意事項
- 1.遺骨による葬儀は、立派な祭壇は設けず本堂の荘厳だけで行います。
ご自宅で行う場合も出来るだけ簡素な祭壇にします。
- 2.宗派や宗教を問いませんので戒名は付けません。
但し、真言宗の戒名が必要であれば規定に沿ってお付けします。
- 3.安置した遺骨に何らかのお花等が必要で有れば実費でお供えできます。
- 4.ローソク、線香、お位牌(必要であれば)、光熱費、電気代等は、実費が必要です。
- 5.遺骨葬儀と永代納骨をセットにした取り扱いを可能とします。
東京周辺札幌市等他遠隔地の方々への注意事項
東京、神奈川、横浜、埼玉県等他全国にお住いの方々で遺骨葬儀を希望される方々への
留意点を列挙しておきます。
- 1.故人が出来ましたら羽幌町本院か札幌分院にまず電話にて連絡します。
- 2.火葬日時、送骨日時、遺骨葬儀日時、遺骨葬儀の仕方について打ち合わせます。
- 3.自治体へ埋葬に関する提出書類を当山HP又は、当山へ直接取り寄せします。
- 4.埋葬に関する提出書類に必要事項を記載し、遺骨葬儀と永代納骨の同意責任者の捺印を確認後、必要諸経費納入と共に当山へ提出いたします。
- 5.当山埋葬及び納骨管理者が受理し、管理者捺印した書類を羽幌町役場へ
当山が代理人となって羽幌町町長捺印を戴いた後羽幌町役場へ提出します。
- 6.書類提出が確認された後、遺骨を当山へ送骨し、受理した当山は遺骨葬儀、永代納骨、永代供養を行います。
- 7.遺骨葬儀は、ご遺族関係者が出来るだけ参集していただいて行いますが、ご遺族が参集出来ない場合は、当山関係者だけで責任を持って葬儀を行います。
- 8.遺骨葬儀や永代納骨に関しては、必ずご遺族関係者の1名の同意が必要です。