「ブータンの政治情況」
〈更新日: 2013年6月26日 〉 ※写真が掲載されている場合は、クリックすると拡大表示されます。
~“祈りの国ブータンへの参拝旅行紀行記” 住職 高山 誓英の記録~
- ブータンは、政治と宗教が並立した力を持つ国であり、大僧正と国王は同格と見られている。
ただし、僧侶には、選挙権も被選挙権もない政教分離システムも有している。
2008年第1回国政選挙が行われ47議席の国民会議(国会)がある。
また、他に各々県から25名の代表が選出されて構成されている。
国民会議は、2つの政党があり、次回選挙からは、4つの政党になると言っていた。
ドルジさんは、次回の選挙に立候補すると言っていたが・・・ - インドから大きな援助を受けており良好な関係を維持している。
インドから援助を引き出すと同時に上手に接しながらブータンが独立国家としての立場を何とか示そうとする難しい周辺外交を過去50年の間続けている。
中国とは冷たい関係が続いていたが最近は、中国からのアプローチがあり比較的穏やかな関係になっている。ただチベット問題は、口にしない姿勢を取っているとのことのようだ。